17万円台でRTX 5060 Ti 16GB搭載。LEVEL-M155-R45-SS4XWはApex Legends・AI画像生成に使える?

17万円台のRTX 5060 Ti 16GB搭載PCをApex LegendsとAI画像生成用途で検証

※価格・仕様は2026年8月30日の確認内容です。販売価格や選択できる構成は変更される場合があります。

17万9,800円でGeForce RTX 5060 Ti 16GBを搭載する、パソコン工房の「LEVEL-M155-R45-SS4XW」。ゲーム映像や画像生成の処理を担うGPUに16GBの専用メモリを備えたPCを、20万円以下で選べる点が魅力です。一方、PC全体で使う標準メモリは8GB(8GB×1)のため、「ゲームやAI用途には足りないのでは?」と迷う人もいるでしょう。

結論からいうと、このPCは8GBだから使えない商品ではありません。ゲームを中心に使うなら、標準構成から始められます。一方、PC内でAI画像を生成する用途を継続するなら、システムメモリは16GB以上へ増やしたい構成です。

このPCは、すべての性能を均等に高くした万能機ではなく、17万円台でRTX 5060 Ti 16GBを先に確保し、用途に合わせて育てる「GPU先行型PC」と考えると分かりやすくなります。

この記事では、ゲーム、AI画像生成、ゲームとAIの両取りという3通りの使い方と、標準16GBの兄弟モデルとの12,000円差から、どれを選ぶべきか整理します。

目次

結論|ゲームは標準から、AIは16GB以上が目安

用途別の結論は次のとおりです。

用途 構成 確認時総額 判断
ゲーム中心 主商品・8GB・500GB 179,800円 標準構成から開始可能
AI画像生成を試す 主商品・8GB・500GB 179,800円 導入・軽い試用まで
AI画像生成を継続 主商品+16GB以上 本体+増設費 メモリ増設を推奨
増設せずAIを始める 兄弟モデル・16GB・500GB 191,800円 初心者向け
ゲームとAIの両取り 兄弟モデル・16GB・1TB 207,800円 増設なしの完成案

主商品の初期価格を生かせるのは、ゲーム中心で始める人や、自分でメモリを選んで増設できる人です。適合確認や取り付けまで任せたい場合は、16GB兄弟モデルとの価格差も含めて判断した方がよいでしょう。

LEVEL-M155-R45-SS4XWはGPUへ予算を集中したPC

LEVEL-M155-R45-SS4XWの公式商品ページで確認できる主な構成は次のとおりです。

項目 標準構成
CPU Ryzen 5 4500、6コア12スレッド
GPU GeForce RTX 5060 Ti 16GB GDDR7
メモリ 8GB(8GB×1)DDR4-3200
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD
電源 650W、80PLUS BRONZE
通信 1GbE、有線LAN。無線機能なし
付属品 キーボード、マウス、モニターなし

魅力は17万円台で16GB VRAMを確保できること

RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版がありますが、このPCが搭載するのは16GB版です。この16GBは、GPUがゲーム映像やAI処理に使う専用メモリ「VRAM」の容量を指します。NVIDIAの公式仕様では、4,608基のCUDAコア、GDDR7メモリ、DLSS 4、Reflex 2、AV1エンコードなどに対応しています。

ゲーム性能だけでなく、VRAM容量を使うローカル画像生成へ用途を広げやすいことが、この商品の中心的な価値です。ただし、「RTX 5060 Ti 16GBを搭載しているから何でも快適」とまではいえません。CPU、システムメモリ、ストレージまで含め、用途ごとに見る必要があります。

標準8GBは用途を選ぶ初期構成

標準メモリは8GB×1です。最初から複数アプリを同時に動かす完成構成というより、ゲーム中心で使うか、必要になった時点でメモリを増やす人に合います。

弱点だけを見ると「8GBでは少ない」で終わりますが、見方を変えれば、初期価格を抑えてGPUを先に確保した構成です。この設計が自分の使い方に合うかが、購入判断のポイントになります。

ゲーム用途|Apex Legendsなら標準構成から始められる

主力ゲームの判断例として、3人1組で戦う基本プレイ無料の対戦型シューティングゲーム「Apex Legends」を使います。EA公式の推奨要件は、Ryzen 5相当のCPU、メモリ8GB、GeForce GTX 970、空き容量75GBです。

LEVEL-M155-R45-SS4XWは、この要件表のCPU区分、メモリ容量、GPU、ストレージ容量を満たしています。そのため、Apex LegendsをフルHDで始めるPCとして、標準構成のまま候補にできます。

推奨要件を満たすことと、常に高fpsが出ることは別

商品ページにはApex Legendsの予測fpsが掲載されていますが、3DMarkのデータを基にした参考値です。設定、場面、ドライバー、ゲームアップデートによって結果は変わるため、実測値や保証値としては扱えません。

また、8GBあればゲームの推奨要件は満たしますが、ブラウザ、Discord、配信ソフトなどを多数起動すると、余裕は小さくなります。

他のアプリも使うなら8GB×2を検討

パソコン工房のメモリFAQでは、同じ16GBでも16GB×1より8GB×2のデュアルチャンネル構成を、ゲームや大容量データを扱う用途に勧めています。

ゲームだけで始めるなら179,800円の標準構成、ブラウザやボイスチャットも頻繁に併用するなら16GB化、という段階的な選び方ができます。複数の大容量ゲームを保存する人には、ストレージ追加も候補になります。

AI用途|試すことはできるが、継続利用は16GB以上

AI用途では、GPUとPC全体を分けて考える必要があります。

ここで扱うComfyUIは、画像生成AIの処理手順を画面上で組み立て、インターネット上の生成サービスへ毎回画像を送らずに、自分のPC内で画像を作れるツールです。

RTX 5060 Ti 16GBは、VRAM容量を使うローカル画像生成に向くGPUです。一方、標準のシステムメモリ8GBは、継続利用を積極的に勧める容量ではありません。

Comfy Desktopの公式案内を基準にすると、8GBは導入・試用側、16GBは推奨側の目安です。そのため、標準構成の評価は「AIができない」でも「AI用途に向いている」でもなく、次のようになります。

GPUは画像生成に向くが、標準8GBは試用向け。継続して使うならシステムメモリを16GB以上へ増やしたい。

32GBは開始時の必須条件ではない

AI用途だからといって、最初から32GBを必須にする必要はありません。まず16GBで画像生成を始め、重いワークフロー、複数アプリ、編集作業が増えたときに32GBを検討する方が、予算を使う順番として分かりやすいでしょう。

ここでいうAI用途は、ComfyUIを使ったローカル画像生成です。ローカルLLM、動画生成、学習用途まで同じ基準で快適だとは判断しません。

ゲームとAIの両取り|同時実行ではなく使い分ける

ゲームとAIの両取りは、Apex Legendsを遊びながら画像生成を同時に高負荷で動かす意味ではありません。同じPCで、時間を分けてゲームとComfyUIを使うケースを想定しています。

この使い方では、まず16GB以上のシステムメモリを確保します。500GB SSDでも始められますが、ゲーム、AIモデル、生成画像を保存すると容量を使いやすいため、長く使うなら1TBが候補です。

増設なしで整えるなら207,800円

標準16GBの兄弟モデル LEVEL-M155-R45-SSXWは、確認時191,800円でした。公式カスタマイズで1TB SSDへ変更すると+16,000円で、総額は207,800円です。

主商品の17万円台という価格からは上がりますが、メモリやストレージの適合確認、取り付けをせず、ゲームとAI画像生成の入口を1台にまとめたい人には説明しやすい完成構成です。

17万円モデルを育てるか、19万円の兄弟モデルを選ぶか

主商品179,800円と、標準16GBの兄弟モデル191,800円の差額は12,000円です。この差が判断基準になります。

増設方法 12,000円差に収める目安
自分で取り付ける 適合メモリが12,000円未満
パソコン工房で作業・同店で部品購入 メモリ代8,500円以下+作業料3,500円
外部購入品を店舗へ持ち込む メモリ代6,500円以下+作業料3,500円+持込料2,000円の場合

パソコン工房のメモリ増設サービスは、作業料3,500円で部品代は別です。外部購入品は、非会員の場合に1点2,000円の持込料が必要になることがあります。

主商品が向く人

  • 最初はApex Legendsなどのゲームを中心に使う
  • 17万円台という初期価格を優先する
  • 購入後に搭載メモリを確認して適合品を選べる
  • 自分で取り付けるか、店舗へ相談できる

16GB兄弟モデルが向く人

  • 初めてゲーミングPCを購入する
  • 購入直後からComfyUIを継続して使いたい
  • メモリの相性、取り付け、動作確認を管理したくない
  • 増設に必要な総額が12,000円以上になる

主商品の搭載メモリはDDR4-3200の8GB×1ですが、出荷時のメーカーや型番は固定表示されていません。そのため、特定の8GBメモリを全購入者へ一律に勧めるのではなく、購入後に搭載品を確認して選ぶか、店舗で相談するのが安全です。

メモリ増設と保証で知っておきたいこと

パソコン工房の保証規約からは、メモリを増設しただけで本体保証全体がなくなるとは確認できません。そのため、「増設すると保証が消える」とは断定しません。

ただし、後から追加した部品そのもの、メモリの相性、組込み不良、組換え作業中の事故など、増設に起因する不具合は保証対象外になり得ます。公式の増設サービスを使う場合も、相性やデータは保証外とされています。

保証を重視する人は、購入前に商品ID「1219264」を伝え、予定している増設方法と保証範囲を確認しておくと安心です。

2記事目のRTX 5060 Ti搭載PCとの違い

2記事目では、Ryzen 7 7700、32GBメモリ、1TB SSDへ整えたRTX 5060 Ti 16GB搭載PCを、構成全体のバランスから評価しました。

今回のLEVEL-M155-R45-SS4XWは、Ryzen 5 4500と標準8GBを採用し、17万円台でGPUを先に確保する商品です。

記事 予算の使い方 選び方
2記事目 CPU、メモリ、ストレージを含む完成度 推奨構成の総額で評価
4記事目 GPUと16GB VRAMを先に確保 標準用途と増設後用途で評価

どちらが無条件に上という比較ではありません。購入時から整った構成へ予算を払うか、GPUを先に確保して必要な部分を後から補うかの違いです。

まとめ|用途と増設費で選べばよい

LEVEL-M155-R45-SS4XWは、17万9,800円でRTX 5060 Ti 16GBを確保できるGPU先行型PCです。

  • ゲーム中心:標準8GB・500GBの179,800円から始める
  • AI画像生成も継続利用:主商品を16GB以上へ増設する
  • 増設を避ける:16GB兄弟モデル191,800円を選ぶ
  • ゲームとAIの両取り:16GB・1TBの207,800円構成を選ぶ

主商品と兄弟モデルの差額は12,000円です。メモリの部品代、作業料、持込料を合計し、12,000円を下回るなら主商品を育てる選択、上回るなら16GB兄弟モデルを選ぶと判断しやすくなります。

8GBという数字だけで候補から外すのではなく、標準で何をするか、いつ増設するかまで決めて選ぶことが、この商品の価値を生かすポイントです。

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